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宝山芋麹全量 

宝山芋麹全量


[蔵元] 西酒造
[蔵元住所] 鹿児島県国分市湊
[焼酎の種類] 芋焼酎
[原材料] さつま芋(黄金千貫)・芋麹
[麹] 白麹
[蒸留方法] 常圧蒸留
[アルコール度数] 28度
[容量] 1,800ml
[購入価格] 3,600円
[詰口年月日] 2007年12月5日
[香り] ★★★★ たっぷりとした豊かな甘い芋の香り
[口当たり] ★★★★ アルコールの刺激もなくまろやかでやさしい口当たり
[味の広がり] ★★★★☆ しっかりとした甘味とともに芋の風味が豊か
[後味] ★★★★ 喉の奥の方で芋飴のような甘味が残る
[総合評価] ★★★★
[飲み方] ロック

「宝山芋麹全量」は麹にも芋が使われている芋100%の焼酎です。
原酒がそのまま瓶詰めされているそうなんですが、アルコール度数は28度となっています。原酒としては低い度数ですね。通常芋焼酎には、米麹が使われています。
「米麹」のもろみに比べ「芋麹」の場合は糖度が高すぎるためアルコール転化が進まないそうです。そのため、蒸留した原酒も通常は40度くらいあるのに比べ28度と低くなります。「宝山芋麹全量」は年によっては、27度となる場合もあるようです。
国分酒造さんのいも麹芋の原酒が33度なのに比べると西酒造さんのは、少し度数が低いですね。

箱から出すと、「厳封」、「二〇〇七年謹製」と書かれた和紙が瓶の口を覆っています。そしてラベルを覆うように和紙が瓶の周りに巻かれています。
その和紙をはがすと、裏?に次のように書かれていました。
「芋の麹
麹を芋で造りました。
「一麹」
昔から酒造りで言われている言葉です。
酒造りの最初の出番は麹。
麹は自分の持つアミノ酸を酵母の
栄養源として酵母を助ける。
麹は酵母が食べやすいようにお芋を小さくし、酒の美味さの素を造る。
見えない世界の物語り。
芋(黄金千貫)だけで書き上げ
ました。
     創業弘化二年
      西酒造株式会社」
と書かれています。

開詮して瓶の口から香りを嗅いでみると、芋の甘〜い香りが、鼻腔をくすぐります。まろやかな香りです。国分酒造さんの「いも麹芋」よりも甘い香りがします。

口に含むとアルコールの刺々しさも無く、まろやかな柔らかい口当たりです。最初に甘味が感じられ、そのあとに芋の風味が感じられます。
芋麹で焼酎を造ると芋の風味がより強調された焼酎ができるとというようなことがどこかのサイトに書かれていたように思いますが、この「宝山芋麹全量」を飲むとなるほどと感じます。
芋麹というと国分酒造さんの「いも麹芋」を思い浮かべ、スッキリとした風味を想像していたのですが、飲んでみるとスッキリとした風味でありながらも、ちょっと想像した風味とは違う甘味と芋の風味がたっぷりと感じられました。スッキリした甘味とともに、芋の風味豊かな焼酎だと思います。
小正醸造の「蔵の師魂いもいも」と比べると、甘味がスッキリとしています。芋の風味がしっかりと感じられ、口当たりもまろやかで飲みやすいですね。

5:5で割り水したものを黒千代香で燗してみると、最初の一杯は、舌の先にちょっとピリッときました。日本酒の燗を飲んだときのような感じがしました。
猪口に入れた焼酎からは、ちょっと焦げたような香ばしさとともに甘い芋の香りがします。
二杯目からは、舌先でのピリッとくるものはなくなりましたが、飲み込むときに喉の奥の方でアルコールっぽさを感じました。
ほんのりとした甘味とともに辛口な風味が口の中に広がります。
冷めてくると焦げたような香ばしさと甘味が強まってきます。完全に冷めると焦げた風味は影を潜めてしまいます。
後味として口の中になんとなく渋みのようなものが残ります。

2008年8月30日追記
ラベルをはがしてみると、ラベルの裏に「ありがとう」の文字がありました。
西酒造さん、なかなかやりますね。

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遭難

原酒がそのまま瓶詰めされている遭難ですが

誤字ですよぉ
[ 2008/07/30 21:41 ] [ 編集 ]

遭難

ははっ、早速の突っ込みありがとうございます(^^ゞ
修正しました。
[ 2008/07/30 21:48 ] [ 編集 ]

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