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一壺春 

一壺春


[蔵元] 古澤醸造
[蔵元住所] 宮崎県日南市大堂津
[焼酎の種類] 芋焼酎
[原材料] さつま芋(黄金千貫)・米麹
[麹] 白麹
[蒸留方法] 常圧蒸留
[アルコール度数] 25度
[容量] 720ml
[購入価格] 1,150円
[詰口年月日] 2007年5月22日
[香り] ★★★☆ すっきりとした甘い芋の香り
[口当たり] ★★★☆ やさしくまろやかさがある
[味の広がり] ★★★☆ スッキリとした甘味とわずかな香ばしさが口の中に広がる
[後味] ★★★☆ スーッと退いていき、甘味が余韻として残る
[総合評価] ★★★☆
[飲み方] ロック

「一壺春」を造る古澤醸造さんは、明治25年5月創業という歴史もあり、宮崎県内随一の土蔵造りの醸造蔵だそうです。長い歴史に支えられ、気候、風土に生きた手造りの焼酎を造っておられます。
「一壺春」は、「手作り八重桜」の原酒を甕でさらに3年間貯蔵したものです。

ラベルには中央に「一壺春」と書かれており、その左右に
何用巖棲隠姓名
一壺春酎可忘形
伯倫若有長生術
直到如今酔末醒 
と書かれています。

「何を用ってか巖棲して姓名を隠せる
一壺の春酎 形を忘る可し
伯倫若し長生の術有らば
直ちに如今酔いて未だ醒めざるに到らん」
と読み、その意味は、
「どうして山奥に住んで姓名を隠しているのか、春の濃い酎が一壺あれば自分自身を忘れることができる。伯倫(劉伶)にもし長生の術があれば、今までずっと酔ったまま醒めずにいることだろう。」
ということのようです。
一壺のうまい酒さえあれば、時を忘れさせてくれるとでもとればいいんでしょうか?
酒というのは人生と切り離せない関わりの深いものなんですね。

開栓後、瓶の口から漂ってくる香りは、どちらかというとスッキリ目の甘い香りです。 事前にネットで調べて思っていた印象では、どちらかというとたっぷりとした甘い香りを創造していたのですが、ちょっと違いましたね。
ロックグラスに注いで口に含むと、口当たりはまろやかですが、やっぱり想像していた風味とは違うものでした。
実は、ネットで高良酒造さんの「田倉」と似たような風味みたいな記事があったので、ちょっと期待していたのですが、夢酎が飲んだ印象ではちょっと違う風味ですね。香ばしい風味にかなりの差があり、「一壺春」のほうがかなり控えめな感じです。
でも、スッキリとした感じを持たせつつもしっかりと主張をしてくる甘さは、また「田倉」とは違う美味しさが感じられます。
味わいに甘味があり、またしっかりとした骨格をもっています。3年の熟成でよりまろやかな口当たりとなっているようですね。

お湯割にすると、香りはあまり感じられませんでした。甘味は感じられるのですが、ちょっとアルコールの辛味が感じられました。
冷めてくると香ばしさが出てきたので、少し冷めてきた頃が飲み頃という感じですね。

夢酎は、ロックのほうが好きですね。

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