克 前村十家註 

克 前村十家註


通販の酒屋のメールマガジンに、「克 前村十家註(かつ まえむらじゅっかちゅう)」という焼酎が紹介されていました。インターネットだけでしか販売していない銘柄のようですね。
別にこの焼酎を宣伝しようというつもりはありませんので、興味のある方は、ネットで「克 前村十家註」と検索してみてくださいね。
「前村十家註」というのは前村家に代々伝わる焼酎造りの極意十項目という意味だそうです。
インターネットでの販売のみで、店頭販売禁止、インターネットで申し込み、店頭で受取りというのもだめだそうです。インターネットでの販売のみとするため、送料無料だそうです。ただ、箱代は掛かるみたいですね。
価格は、一升瓶で2,980円となっています。
なぜインターネット販売に限定したのかというと、インターネットによる販売であれば全国各地の人たちが特約店などの店頭まで足を運ばなくても購入できるということのようです。購入に公平性を持たせるということだそうです。

克には赤いラベルの芋焼酎茶色いラベルの麦焼酎があって、夢酎も両方飲んだことがあります。かなり以前の話になりますが、麦焼酎の克については、元K-1(だったかな?)の須藤元気が笑っていいともでタモリへのお土産に自分の好きな焼酎として持ってきていました。神田うのは「森伊蔵」持ってきてたし...
芋焼酎の「克」の方は、夢酎も飲みやすい焼酎で当時の好みにはマッチしていたと記憶しています。
この「克 前村十家註」は、克の原酒を3ヶ月かめ熟成させ黒麹原酒をブレンドしたものと紹介されているのですが、ここでふと疑問が...たしか「克」は、白麹と黒麹のブレンドだったはず。3ヶ月甕で熟成させたところは違うんでしょうが、黒麹の原酒の割合が高くなったものと考えればいいんでしょうかね。
東酒造さんって新しい銘柄が次々と出てくるイメージがあるんですよね。銘柄がたくさんある蔵もありますが、そんなにいろんな銘柄造って大丈夫なのかなぁと余計な心配してしまうんですけど...

話を元に戻しましょう。ブログになぜこの「克 前村十家註」のことを書いているかというと、インターネット販売のみで店頭販売禁止というのが珍しかったからです。そして、送料無料としていることに、ちょっと思ったことがあるからなんです。
通常、商品の価格は、コスト計算をして、これに利益を上乗せして決められます。原材料費などの直接原価、人件費や減価償却費などの間接経費が商品価格を構成するコストです。
たとえば、蔵元から特約店に6本入りの1ケースを600円の送料で送るとします。この場合、1本あたり送料としてのコストが100円掛かっているわけです。佐藤酒造さんのサイトを見ると、焼酎の価格が表示されており、関東、関西とエリアごとに若干の価格差があります。これはおそらく送料の差が反映されているんだと思います。
消費者がインターネットで焼酎を買う場合、通常は、代引き手数料(振込みなら振込手数料)と送料を負担することになります。通常は、小売店から消費者への送料は消費者の負担となるので店頭販売であろうとインターネット販売であろうと小売価格に対するコストの違いはありません。

さて、本題はここからなんですが、今回販売される「克 前村十家註」は、インターネット販売のみなので、消費者が負担することとなる送料が無料となっています。おそらく小売店が送料の500〜600円を負担しているんだろうと思うんですよね。ここが、通常の店頭販売されている焼酎の小売価格に対するコストと違うところなんです。
芋焼酎の「克」の小売価格は、2800円強となっています。「克 前村十家註」は、「克」の原酒が使われているわけですから、普通なら送料無料分のコストを上乗せして3200円〜3300円くらいにならないといけないんですよね。
「損して得とれ」という言葉がありますが、そういうふうに考えた方がいいんでしょうかねぇ....

ランキング参加中!応援してネ。ランキングバナー クリックしてください
にほんブログ村 酒ブログ 焼酎・泡盛へ クリックしてください
[ 2008/02/21 21:26 ] 気になる焼酎 | TB(0) | CM(0)