[蔵元] 松露酒造
[蔵元住所] 宮崎県串間市寺里
[焼酎の種類] 芋焼酎
[原材料] さつま芋(黄金千貫)・米麹
[麹] 白麹
[蒸留方法] 常圧蒸留
[アルコール度数] 25度
[容量] 1,800ml
[購入価格] 2,100円
[詰口年月日] 記載なし
[香り] ★★★★ おだやかな甘い香り
[口当たり] ★★★ ストレートでは少しアルコールの刺激が気になる
[味の広がり] ★★★☆ すっきりとした甘味と芋の風味が広がる
[後味] ★★★☆ 芋の風味が余韻として残る
[総合評価] ★★★☆
[飲み方] ロック
「松露104号」は、夢酎の身近な酒屋さんでは扱っておらず、飲み仲間が仕事帰りに品川区にある酒屋さんへ行くというので、あったら買ってきてとお願いして買ってきてもらった焼酎です。
「松露104号」というのは焼酎の銘柄としては、ちょっと変わっています。どうやら「松露104号」というのは通称のようなのですが、この通称が一般的に知られているようです。
正式な名称なのかどうか、この松露は「仕込第104号」と題されています。これは、104号タンクで仕込んだという意味でしょう。
通常、熟成・貯蔵された焼酎の原酒は一定の酒質、風味を調えるためそれぞれのタンクの焼酎をブレンドしてから出荷されることが一般的です。松露酒造さんで鑑評会に出品する際にタンクの風味を確認したところ、この104号タンクで出来上がった松露はずば抜けて出来が良かったため、単一タンクものとして出品されたそうです。その後、商品化され毎年出荷される単一タンクの焼酎は、タンクが変わっても、104号と呼ばれているそうです。
主要銘柄の「松露」とは差別化され、販売する酒屋さんも限定されているそうで、一部の焼酎好きに支持されている存在といえるのでしょうか。
「松露104号」は、写真のように鶴と亀と松のめでたい図柄が描かれたグリーンの包装紙に包まれていますが、実はラベルがありません。裏ラベルとタグがぶら下っているだけです。
黄緑色の包装紙をとると、ラベルのない瓶が現れます。ラベルが無いといっても、裏ラベルはあるのですが、あとはタグがぶら下っているだけです。
「松露104号」にはラベルがありません。商標登録に時間がかかるためにラベルがないそうです。
瓶の首にかかっているタグには「芋選者・杜氏・ろ過者の名前」が書かれています。
具体的には、
松露
仕込 第一○四号
原料 黄金千貫 米こうじ
芋選者 有村増治
杜 氏 手塚正治
ろ過者 山口輝紀
と書かれています。
裏ラベル?には、次のように書かれています。
原料の持味をそのまま風味に活かす本格焼酎「松露」により、原料の選別は「旨さ」への第一条件。厳選された原料を、技術を駆使して造りあげた「米麹」と、さんさんと降り注ぐ太陽の恵みを受けて育った新鮮な白さつまいも「黄金千貫」と、大自然の中、シラス大地不覚からくみ上げられた良質の「仕込水」をふんだんに使い、手をかけ時をかけ生まれたこの焼酎・・・・・。
だからこそ、くせがなくしかもコクがある逸品に仕上がったことと確信しています。
ロックに、お湯割りに味と香りをお楽しみください。
さて、開詮して瓶の口からは、甘い香りがします。穏やかなやさしい甘い香りです。
まず、ストレートで飲むと、少しアルコールの刺激がありますが、芋の甘味と風味がしっかりと感じられます。
ロックで口に含むと、アルコールの刺激が消え、甘味とともにしっかりと芋の風味がよりよく感じられます。どちらかというとスッキリした甘味ですが、その甘味の中にわずかな香ばしさが漂っています。 それでも、わずかにアルコールの風味(刺激ではありませんよ)が感じられるのが残念ですね。
それでも、とても飲みやすい焼酎に違いは無く、スイスイと杯を重ねてしまいますので、注意が必要な焼酎です。
5:5に前割したものを黒千代香で燗して飲んでみました。
口に含むと、ロックと同様というか更にすっきりとした感じですね。どちらかというと甘口な感じですが、くどい甘さといった感じではなく、さっぱりとした甘さです。芋の風味はたっぷりと感じられます。
ロックでは甘さのほうを強く感じていた焼酎でも、燗して飲んでみると甘さの次に辛口な風味がにじみ出てくるものがありますが、この「松露104号」も、そういう辛口な風味が感じられます。「松露104号」の場合は辛味と言うよりも苦味を感じますね。
ロックに比べると、甘さ以外の部分が強調されるような感じがしますね。
夢酎としては、ロックの方が好みかなぁ...
ランキング第2位に浮上しました。今後とも応援よろしくお願いします。