銀滴復刻版 

銀滴復刻版


[蔵元] 王手門酒造
[蔵元住所] 宮崎県日南市飫肥
[焼酎の種類] 芋焼酎
[原材料] さつま芋(黄金千貫)・米麹
[麹] 白麹 (河内式白麹)
[蒸留方法] 常圧蒸留
[アルコール度数] 25度
[容量] 720ml
[購入価格] 1,620円
[詰口年月日] 19年10月2日
[香り] ★★★☆ 力強く甘い芋の香り
[口当たり] ★★★☆ ややアルコールの刺激があるがやさしい口当たり
[味の広がり] ★★★☆ スッキリした甘味が広がる
[後味] ★★★ 余韻はほとんど感じられない
[総合評価] ★★★☆
[飲み方] ロック

王手門酒造さんは創業が明治二十八年で、創始者の門下一平氏により生み出されたのが代表銘柄「銀滴」です。その「銀滴」を百年余りの時を経て、当時と同じように新酒の無濾過で蘇らせた季節限定芋焼酎が「銀滴復刻版」です。
「銀滴」という銘柄名は、蔵の隙間から差し込む太陽の光に当たって、芋焼酎の原酒がキラキラと銀色に輝きながら雫となってしたたり落ちる様子から命名されたそうです。ラベルも創業当時のレトロな雰囲気が漂っていますね。

この「銀滴復刻版」は、原料となる芋に志布志町の肥沃な大地で育まれた「黄金千貫」、麹に円やかな甘みと凛とした香りを引き出させる「河内式白麹」を使用し、常圧蒸留によって抽出された芋焼酎を濾過せずに、造られています。濾過しないことによって、原料の素朴な味覚と香りを引き出しているように思います。きっとこれがこの焼酎の狙いなんでしょう。したがって、香りも味わいも非常に強いです。焼酎好きにはたまらない魅力的な焼酎なのかもしれません。

開詮後の瓶の口からは、ほんのりと焼き芋のような甘い香りがします。それほど強くは感じられませんね。少し香ばしい感じもあります。開詮後時間を経過すると、瓶の口からは、力強く甘い芋の香りが感じられます。
飲み口は濃厚かつ円やかな旨みに満ち、しっかりした芋の味わいがあって、後味のキレも申し分ない。重厚で確かな味わいと滑らかな喉越しは魅力的で、香味のバランスが良いために後味の心地良さもあります。

まず、ストレートで飲んでみると、無濾過の新酒ということで、かなり刺激的な風味を予想していたのですが、意外と滑らかな感じに驚きました。
最初にやや甘めの風味が感じられ、そのあとに芋焼酎らしい、芋の風味がスパークするように広がってきました。

ロックにするとストレートで飲んだときのスパークは、綺麗になくなります。カンロ飴のような甘さが強く感じられます。

お湯割りにすると、プ〜ンと芋のあま〜い香りがします。家族からは臭いと顰蹙をかっていますが...(^^ゞ口に含むとまず最初に甘味が感じられその後に辛さが口の中に広がります。
ロックに比べると膨らみが増し、穏やかで品良く伸びのある甘さが感じられます。この甘さはなんかに似ています。なんだろうといろいろ考えた結果、思い当たったのがミルク飴でした。そこまでクリーミーさはありませんが、ほんのりとクリーミーな風味と甘さがあってなんとなくそんな感じがします。
飲み込んだあとにも口の中に芋の風味が残ります。

四合瓶の価格としては、ちょっと高めかなぁ...

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