夢鏡 

夢鏡


[蔵元] 植園酒造
[蔵元住所] 鹿児島県薩摩郡宮之城町
[焼酎の種類] 芋焼酎
[原材料] さつま芋(ジョイホワイト)・米麹
[麹] 黒麹
[蒸留方法] 常圧蒸留
[アルコール度数] 25度
[容量] 1,800ml
[購入価格] 2,418円
[詰口年月日] 2006年10月18日(ラベルの裏にあります)
[香り] ★★★★ フローラル系の花のようなライトな甘い香り
[口当たり] ★★★★ アルコールの刺激もなくまろやかなやさしい口当たり
[味の広がり] ★★★★ 白い花を口に含んだらこんな感じと思うような甘味が広がる
[後味] ★★★★ フローラル系の香りがなくなると芋の風味が余韻として残る
[総合評価] ★★★★
[飲み方] ロック

「夢鏡」は「ジョイホワイト」という品種のサツマイモで仕込まれています。
「ジョイホワイト」で仕込まれた焼酎としては、古澤酒造さんの「ひとり歩き」、尾鈴山酒造さんの「山ねこ」が有名で、どちらも軽快なライトタイプの味わいで飲みやすい焼酎として女性にも人気の高い焼酎ですね。
どちらの焼酎も白麹仕込みですが、「夢鏡」は黒麹仕込みです。ジョイホワイトの黒麹仕込みの焼酎としては、古澤酒造さんの「ひとり歩き黒傳」があります。
夢鏡の裏ラベルには「夢鏡」の由来が次のように書かれています。
酒つくりの奥義を極めた時、酒母(もと)の表現が鏡のように透みわたるという。
そんな焼酎を夢見て夢鏡と名付けました。
 原料は南国の力強い大地が産んだ、ジョイホワイトと、丹精込めて育てた良質の米を、霊峰紫尾山より湧き出ずる伏流水で仕込みました。
 自然の恵みと北薩杜氏の技とこだわりの心が響きあい、正に鏡のように透みきったたぐい稀なる逸品を生み出しました。
是非ご堪能下さい。

ロックで飲むと、しっかりとしたボディがあって、甘みと旨味もギューッっと凝縮されている感じがあります。
瓶から香るのはかなり軽い感じのものですが、ロックグラスから口に含んで感じるのは、さつま芋の風味がよく感じられます。
「ひとり歩き」や「山ねこ」に比べると芋の風味がしっかりと出ているように感じます。
ジョイホワイトの焼酎は一般的にライトな風味なものが多いのですが、この「夢鏡」はこれまでのイメージを覆すしっかりとしたボディがあり、甘みと旨味も凝縮されています。本当に「ジョイホワイト」なの?という感じです。
非常に目の詰まったボリュームのある旨味と甘味を十分に味わうことができ、しっかりと芋の風味が主張しています。それなのにとても透明感のある風味ですね。
そして、同時に香りも華やかで際立った感があります。 まるで、白い花を口に含んだらこんな香りがするのではないかと思うような、芋焼酎の芋の香りと、フローラル系の華やかな香りが渾然一体となって感じられます。

5:5のお湯割りにして口に含むと、柔らかい口当たりでおとなしい風味だなぁという印象をまず感じます。その後、一瞬ですが、芋の風味がパァーッと口の中に広がって穏やかに静まっていく感じです。
飲みやすく口当たりのいい味わいなのですが、ロックに比べるとおとなしい印象になってしまいます。お湯割が好きな方にも少し物足りない感じがするのではないかと思います。
夢酎としてはロックの方が好みですね。

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