[蔵元] 櫻井酒造
[蔵元住所] 鹿児島県南さつま市金峰町池辺
[焼酎の種類] 芋焼酎
[原材料] さつま芋(黄金千貫)・米麹(ヒノヒカリ)
[麹] 黒麹
[蒸留方法] 常圧蒸留
[アルコール度数] 25度
[容量] 1,800ml
[購入価格] 2,520円
[詰口年月日] 記載なし
[香り] ★★★★ カンロ飴のようなたっぷりとした甘い芋の香り
[口当たり] ★★★☆ ストレートだとごくわずかにピリッとくる
[味の広がり] ★★★☆ ほんのりとした甘味とともにわずかな香ばしさが広がる
[後味] ★★★☆ 後味はすっきりしている
[総合評価] ★★★☆
[飲み方] 前割りを黒千代香で燗
「黒櫻井」は、以前に飲んだ「金峰櫻井」にブレンドされている黒麹仕込の焼酎を製品化したものです。「金峰櫻井」が人気となり、在庫が無くなって蔵元が苦渋の選択として、5月から10月までの限定で商品化されたという焼酎です。
「金峰櫻井」の白麹と黒麹のブレンド割合は、8:2くらいのようですからどうしても黒麹のほうが在庫として残ってしまうのでしょうね。もちろん生産量の調整はされているんでしょうが...
さて、「黒櫻井」ですが、開詮後、瓶の口からは、カンロ飴のようなたっぷりとした甘い香りがします。少し香ばしさも感じます。
まずは、ストレートで飲んでみました。若干アルコールの刺激がありますね。口に含むとちょっとピリッときました。でも気になるような強さではありません。
金峰櫻井のイメージからもう少し甘味と香ばしさがあるかと思っていたのですが、実際飲んでみると、かなりスッキリとした風味ですね。甘味は滑らかで穏やかな感じです。全体としてはどちらかというと辛口な印象の焼酎です。練れたやさしい辛さです。
開栓後、しばらく置いておくと風味に変化が生じてきたように感じました。すっきりした甘さからほんわかとした甘さに変わってきたように思います。ロックにしてもほんのりと甘味を感じながら、香ばしい風味もあって、やや最近の「佐藤黒麹」と共通する風味が感じられました。
一般的に言われるように黒麹はロックが美味しいのかなぁ...
5:5で前割して燗したものを飲んでみると、まずさらりとした甘味が感じられましたが、その後にやや辛口の風味が出てきて、どちらかというと辛口の焼酎だという感じが残ります。
日本酒の燗を飲んでいるような雰囲気もあります。
辛口の風味も温度が冷めてくるとだんだんと甘味が感じやすくなってきて、日向燗あたりまで冷めてくると、甘味とともに香ばしさが出てきて、夢酎としては一番好きな風味となりました。