知覧ほたる 

知覧ほたる


[蔵元] 知覧醸造
[蔵元住所] 鹿児島県川辺郡知覧町塩屋
[焼酎の種類] 芋焼酎
[原材料] さつま芋(黄金千貫)・米麹
[麹] 黒麹
[蒸留方法] 常圧蒸留
[アルコール度数] 25度
[容量] 720ml
[購入価格] 1,155円
[詰口年月日] 2007年3月2日
[香り] ★★★★ 甘い芋の香り
[口当たり] ★★★★ ピリッとした辛さが感じられる
[味の広がり] ★★★★ 辛さを打ち消すように甘味と香ばしさが広がる
[後味] ★★★★ わずかに辛味が余韻として残る
[総合評価] ★★★★
[飲み方] お湯割り

青い透明な瓶に黒ラベル。ラベルには黄色の「ほたる」の文字がまるで蛍の光を表しているかのようです。綺麗な青い瓶になんとなく心惹かれて買ってきました。それが「知覧ほたる」です。
「薩摩の小京都」として知られる鹿児島県知覧町で造られる特攻隊の基地があったそうです。
特攻隊員が出撃の前に、訪れたのが富屋旅館だったそうです。この旅館には当時、鳥濱トメさんという女性がいて、特攻隊員の遺書を預かったり、私財を投げ打って、死んでいく隊員たちの世話を母親のようにしていたそうです。
裏ラベルには次のように書かれています。
「この焼酎のふるさと知覧は、古くから多くのホタルが飛び交う町でした。
太平洋戦争後期特攻基地が置かれたこの町で、短い一生にひかりを放ち続けるほたるの姿に自らを重ねた若者達の思いを今日何か形として残したい、そして平和の尊さを伝えたい。
そんな思いで造りました。このラベルは特攻の母と慕われた『鳥浜トメ』さんの孫鳥浜明久氏のデザインによるものです。なおこの売り上げの一部は知覧町特攻英霊顕彰会に寄付させていただきます。」
悲惨な戦争は決して繰り返してはいけない。そんな思いをしながら裏ラベルを読みました。

開詮して瓶の口から香りをかいでみる甘栗のような甘い香りがします。
ストレートで飲むと、ちょっとアルコールに咽てしまいますが、甘い風味が良く感じられ、若干の香ばしさも顔をのぞかせます。

ロックで飲んでみると、口に含んだ瞬間、非常に柔らかい口当たりでまろやかな甘味を伴った風味が感じられます。
芋の風味はしっかりと感じられますが、どちらかというとスッキリ系な感じがしました。
香ばしさもわずかに感じられるのですが、もう少し香ばしさがあると夢酎の好みにピッタリかな...

お湯割りグラスにお湯を入れて、「知覧ほたる」を注ぐと、なんともいえぬ甘い香りが広がります。美味しさを予感させてくれます。
口に含むとピリッとした辛さが感じられますが、それを打ち消すように甘い風味が広がってきます。
そして、香ばしさが続いて口の中に広がります。
「八幡」とまでは行きませんが、甘味と香ばしさは結構共通するところがあります。
余韻にちょっと辛味が残りますね。

ロックも美味しいですが、お湯割りのほうが好みかな。


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