莫称氏 

莫称氏


[蔵元] 大石酒造
[蔵元住所] 鹿児島県阿久根市波留
[焼酎の種類] 芋焼酎
[原材料] さつま芋(白豊)・米麹
[麹] 黒麹
[蒸留方法] 常圧蒸留
[アルコール度数] 25度
[容量] 900ml
[購入価格] 1,034円
[詰口年月日] 2007年3月29日
[香り] ★★★★ 芳醇で甘い芋の香り
[口当たり] ★★★★ まろやかでやさしい口当たり
[味の広がり] ★★★☆ しっかりとした甘味が広がる
[後味] ★★★★ 後味は淡くすっきりとしている
[総合評価] ★★★★
[飲み方] ロック

「莫祢氏」という銘柄は、大石酒造さんがある「阿久根市」に関係があるようで、豪族の名前だったようです。
阿久根市のサイトを見ると、平安時代の豪族「英祢氏」が鎌倉時代には「莫祢氏」となり、莫祢氏(九代良忠)は薩州島津家の家老として仕え、家名を「阿久根」とし、地名も「阿久根」に改めたそうです。
キャップを見ると、「アクネ うまいネ自然だネ」というロゴが入っていて、どうやらこの焼酎は、阿久根市ブランドみたいですね。
大石酒造さんのレギュラー焼酎には白麹の「鶴見」があります。「鶴見」は白麹で仕込まれています。そして黒麹で仕込まれた焼酎が「莫祢氏」です。
夢酎はまだ飲んだことがないのですが、町田市の酒屋さんの「まさるや」さんのPBに「鶴見」の黒麹があります。
最初は「鶴見」の黒麹が「莫祢氏」と思っていたのですが「莫祢氏」は単に「鶴見」の黒麹バージョンでは無く、「鶴見」とは別物のようです。この「莫称氏」は平成元年に発売されたようです。

開詮後、瓶の口から香りをかいでみると、芋の甘い香りがしますが、さほど強くないですね。 「鶴見」から比べるとやや抑え目な感じがします。
ストレートで飲んでみると芋の香りが前面に出ており、焼酎特有の含み香が感じられます。
やさしい口当たりで、スッキリとした甘さが感じられます。「鶴見」とかなり風味に違いがあります。

ロックグラスに注いで香りを確認すると、香りはかなり抑え気味な香りになりますね。
口に含むと、アルコールの刺激はまったくなく、柔らかくやさしい口当たりです。たっぷりとした甘さが口の中に広がります。
柔らかくサッパリとした飲み口に感じますが、ほんのりと香ばしさも感じられます。焼酎が喉を通る頃には、ローストしたような重厚なコクと風味が感じられます。
芋の風味が濃〜く感じられる焼酎ですが、芋焼酎っぽい風味はあまり気にならず、むしろスッキリした感じがあって、あまり焼酎を飲みなれていない人にも受け入れやすい飲みやすさも持っていると思います。飲みやすい焼酎だと思います。
後味は淡い感じだと思います。
鶴見に比べると、ややスッキリ系のほうに近い焼酎だといえそうです。
スッキリ系と芋焼酎っぽいコッテリ系との中間当たりに位置する焼酎と言っていいのでしょうか。大石酒造さんの焼酎造りのすばらしさを表現している焼酎ですね。

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[ 2007/07/28 20:31 ] 芋焼酎 | TB(0) | CM(3)