[蔵元] 古澤醸造
[蔵元住所] 宮崎県日南市大堂津
[焼酎の種類] 芋焼酎
[原材料] さつま芋(ジョイホワイト)・米麹
[麹] 黒麹
[蒸留方法] 常圧蒸留
[アルコール度数] 25度
[容量] 1,800ml
[購入価格] 2,300円
[詰口年月日] 記載無し
[香り] ★★★☆ やや控えめだが、フル―ティな甘い芋の香り
[口当たり] ★★★★ まろやかでやさしい口当たり
[味の広がり] ★★★☆ スッキリとした甘味が広がる
[後味] ★★★ 余韻はほとんど感じられない
[総合評価] ★★★☆
[飲み方] ロック
「ひとり歩き黒傳」は、古澤醸造さんの「ひとり歩き」の黒麹バージョンで年に一度12月に出荷される季節限定の焼酎です。
「ひとり歩き」はジョイホワイトを原料として白麹で仕込まれた焼酎で、フルーティーな香りとソフトな口当たり、穏やかなコクと甘みがあることで人気があります。ジョイホワイトは平成7年に生まれた初の芋焼酎専用品種で、でんぷんの含有量が多く、焼酎造りに適した特性があります。
「ひとり歩き」は、ジョイホワイトという品種を一躍有名にした焼酎だともいえます。
古澤醸造さんでは、すべての焼酎がかめ仕込み・かめ貯蔵で造られています。すべての焼酎が丁寧に仕込まれ、大切に貯蔵されてから出荷されています。
古澤醸造さんは、創業明治25年で、南国宮崎の日南の燦々と輝く太陽の下、県内で唯一土蔵造りの醸造蔵だそうです。
土蔵は南国特有の熱く照りつける太陽の日差しをカットするので、蔵内の温度が一定に保たれます。焼酎造りの過程では温度管理が最も難しいそうですので、土蔵は蔵内の温度を一定に保ってくれることから焼酎造りには最適な建物といえるでしょう。
そんな蔵から送り出された「ひとり歩き黒傳」を開詮します。手づくり謹蔵元緘封と印刷された封印をはがし、開詮するとスッキリとした甘さ控えめな香りがします。
香りは白麹のほうがより華やかな香りがするように思います。
ロックグラスに注ぎ、口に含むアルコールの刺激もほとんどなくやさしい口当たりです。口の中で若干の辛さを感じつつもやさしい甘さが口の中に広がってきます。
白麹よりもややスッキリした感じを受けるのはこの若干感じる辛さに起因しているのかもしれません。
スッキリした風味ではありますが、スッキリという言葉だけでは片付けられないコクというか旨味がありますね。これは白麹の「ひとり歩き」と共通する風味だともいえるでしょう。
スッキリ感はあるものの、芋の風味は「黒傳」の方が強く感じられます。深みのあるコクが感じられます。
飲みやすさは、白麹の「ひとり歩き」の方が勝っているように思いますね。
個人的には白麹の方が好きですね。