さつま寿 旬 

さつま寿旬


[蔵元] 尾込商店
[蔵元住所] 鹿児島県川辺郡川辺町
[焼酎の種類] 芋焼酎
[原材料] さつま芋(黄金千貫)・米麹
[麹] 白麹
[蒸留方法] 常圧蒸留
[アルコール度数] 25度
[容量] 1,800ml
[購入価格] 2,250円
[詰口年月日] 2006年11月14日
[香り] ★★★★★ 芳醇な甘い香りにわずかにスモーキーな香ばしさが漂う
[口当たり] ★★★★☆ 新酒とは思えないまろやかさがある
[味の広がり] ★★★★☆ 焦げたような香ばしさが口の中いっぱいに広がる
[後味] ★★★★☆ 香ばしさととともに甘さが比較的長く余韻を残す
[総合評価] ★★★★☆
[飲み方] お湯割りも美味しいですがロックの方が好きです

日本でも、一世を風靡したワインの新酒ボージョレヌーボーですが、最近ではあまり話題にも上がりませんねぇ。

さて、焼酎にも新酒があります。焼酎の新酒は一般的に秋が多いですね。春頃に出てくる新酒もあります。
「さつま寿旬」は、「さつま寿」の新酒で、秋に出荷されます。
いつも行くさつま寿を扱っている酒屋さんでは入手できず、少し離れた酒屋さんで入手することができました。
ラベルには墨字で大きく「旬」と書かれています。何か朴訥とした雰囲気があっていいですね。右上に小さく「さつま寿」と書かれており、これがなければ、決してさつま寿との関連は思い浮かびそうにありません。
そして首に「新酒限定」と書かれており、これで新酒であることがわかります。
瓶を透かして見るとやや濁りがあります。濾過を少なめにしているのかもしれませんね。

いつものように瓶の口から焼酎の香りをかいでみると、焼き芋のような甘い芋の香りがします。
ロックグラスに注いで、期待感を持って口に含みます。
新酒なので、ピリッと来たりするのかと思いましたが、すごくまろやかで刺々しさなどまったくありません。これが本当に新酒なのかという感じです。
やや、辛口かと感じましたが、すぐに芋の甘さがドバーッと口の中いっぱいに広がります。
この甘さも決して甘ったるい甘さではなく、さっぱりとしたくどさがない甘さです。
最初にやや辛さを感じるためか、甘さがとても引き立つように感じられます。飲むうちに辛さは感じなくなってきました。
口の奥の喉に近いところで甘さと香ばしさが反響しています。 黒飴をなめているような甘さと香ばしさが感じられます。
飲み込んだあと、口の中に香ばしさととともに甘さが比較的長く余韻を残します。 
芋の風味をたっぷりと堪能させてくれる焼酎ですね。
「さつま寿旬」の製造過程は知りませんが、「さつま寿」よりもろ過が少ないのではないでしょうか。一定期間の貯蔵により風味の変化はあるのでしょうが、貯蔵期間の違いだけではないような気がするのですが...

お湯割りにすると、ちょっと苦味がありますが、甘味と香ばしさがミックスされたほっとする感じの飲み口になります。八幡のお湯割りに少し似たようなところもありますね。

お湯割りも美味しいですが、夢酎としてはロックをおすすめしたいですね。
毎年の新酒の違いを楽しんでみたい美味しい焼酎ですね。

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