月の中 

月の中


[蔵元] 岩倉酒造場
[蔵元住所] 宮崎県西都市下三財
[焼酎の種類] 芋焼酎
[原材料] さつま芋(黄金千貫)・米麹
[麹] 白麹
[蒸留方法] 常圧蒸留
[アルコール度数] 25度
[容量] 720ml
[購入価格] 1,250円
[詰口年月日] 記載無し 2006年の途中から製造年のスタンプが捺されるようになった
[香り] ★★★★☆ 甘い芋の香り
[口当たり] ★★★★★アルコールの刺激もなくやさしい口当たり
[味の広がり] ★★★★☆ 透明感のある甘味とやさしい香ばしさが広がる
[後味] ★★★★ やさしい甘さが余韻として残る
[総合評価] ★★★★☆
[飲み方] ロック

岩倉酒造場さんは、西都原古墳群がある西都市にある家族4人で丁寧に焼酎を醸す小さな蔵元だそうです。新鮮な芋がある9月から11月までの3ヶ月間だけに焼酎を製造し、年間の焼酎生産量は芋200石と麦60石の計260石だそうです。一升瓶に換算すると26,000本ですね。

白地のラベルには「今も昔も焼酎は西都岩倉月の中(つきんなか)」と墨字で書かれています。なんかとても素朴な感じを受けるのは夢酎だけでしょうか。
ラベルから昔からある焼酎のしっかりとした味の焼酎造りを心情とされているのではないかということが感じられます。
「月の中」は、地元では「つきんなか」と読まれているのでしょう。
「月の中」との銘柄は宮崎県西都市下三財7945のあたりの地名を「月中(げっちゅう)」というところから名づけられたようです。
月中(げっちゅう)という地名は、小高い台地となっており、昔、伊東家藩主が、ここで月見をしたという月の名所だったことから生まれた地名なんだとか。

開詮した瓶の口から香りをかいでみます。軽い香ばしい芋の香りがします。とてもやさしく甘い香りです。

まずはストレートで飲んでみましたが、アルコールの刺激はほとんどありません。香ばしい風味の中に軽い甘さが感じられます。ストレートが好きな人も結構いるのではないかと思うくらい柔らかくまろやかな感じです。

ロックにすると、香ばしい風味と甘味がやや抑え気味になりますが、骨格がしっかりとした焼酎だと思います。同じ蔵の焼酎だけに「妻」と共通する風味があります。「月の中」の方がややすっきりというかさっぱりとしたというか、柔らかい透明感のある焼酎という感じです。
例え方が変かもしれませんが、温泉に入った時にお湯がすごく柔らかく感じたことってありませんか?肌で感じるのと口に含んで感じるのは違うのですが、あ〜、柔らかくいい気持ちだという感覚が、「月の中」を飲んだときに感じるんですよね。
焼酎を飲み込んだあと、口の中の奥の方に香ばしい風味がほのかに残ります。

お湯割りにすると、まず辛さが感じられます。そのあとに辛さを覆い隠すように甘さが出てきます。でも、若干アルコールの刺激みたいなものが感じられ、夢酎としてはロックの方が好きですね。

岩倉酒造場さんの焼酎は、どれも人気があって非常に入手困難な焼酎です。夢酎が焼酎にハマって飲み始めたのは昨年からですが、月の中は四合瓶を2本買えただけです。一升瓶が買えないものかと常々思っているところです。
まあ、今のような状況では1年に1本手に入ればよしとしなければいけないのでしょうかね。なんか寂しいですね。

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