[蔵元] 尾鈴山蒸留所
[蔵元住所] 宮崎県児湯郡木城町石河内字倉谷
[焼酎の種類] 芋焼酎
[原材料] さつま芋(ジョイホワイト)・米麹
[麹] 白麹
[蒸留方法] 常圧蒸留
[アルコール度数] 25度
[容量] 720ml
[購入価格] 1,180円
[詰口年月日] 2006年6月1日
[香り] ★★★★☆ さわやかな花のような香り
[口当たり] ★★★★☆ 果実のような甘さがあり、アルコールの刺激がほとんどない
[味の広がり] ★★★★☆ すっきりとした甘さが広がる
[後味] ★★★★☆ すっきりとキレが良い
[総合評価] ★★★★☆
[飲み方] ロックがおすすめ
尾鈴山蒸留所さんの三種類の焼酎で一番最初に出荷されたのは、この「山ねこ」のようです。
美味しんぼ第95巻「焼酎革命」で尾鈴山蒸留所さんが出てきます。尾鈴山蒸留所さんは、普通とは違う徹底的な手仕事で仕込みを行おうということでできたようです。麹作りは、日本酒の麹作りと同じ昔ながらの「床」を使って造られています。
一次仕込み、二次仕込みとも甕仕込み、1年2年と貯蔵することによってジョイホワイトの特徴を生かした美味しい焼酎ができるのだとか。
現在造られている「山ねこ」は3年以上貯蔵されているそうです。
黒木本店さん、尾鈴山蒸留所さんの焼酎では、「百年の孤独」の次に入手困難な焼酎は。この「山ねこ」だと思います。いつも行く酒屋さんでも、置いているところを見かけるのはたまにしかありません。
ジョイホワイトを使っていますので、「黄金千貫」とは、かなり違った風味があります。
瓶の詮を開けて瓶の口から香りをかいでみると、黄金千貫や白豊で造られた焼酎の芋の甘い香りとは違う香りがします。やや控えめですが華やかな花か何か果物のような香りがします。
ストレートで飲むと、ややアルコールの刺激による辛さを感じます。
ロックで口に含むと辛さはなくなり、さわやかな甘さが口の中いっぱいに広がります。同じジョイホワイトを使って仕込んだ「ひとり歩き」と比べてみると「ひとり歩き」はやや辛口のサッパリした風味で、「山ねこ」の方が甘味、風味ともに濃く感じました。
きめ細かな甘さが口の中に広がって喉を通っていくと、スーっと甘さが消えるというかキレもよくて後味もスッキリしています。
とてもさっぱりしているので、スイスイと喉を通っていきます。飲みやすい焼酎ですね。
黄金千貫の焼酎と比べると少しクセがあるのかなとは思いますが、清涼感のあるスッキリした飲みやすい芋焼酎です。
他の焼酎の風味の感じ方に影響を与えにくそうなので、最初の一杯にピッタリかもしれません。
追記 2007年10月20日お湯割で飲んでみました。
同じジョイホワイトの「夢鏡」のお湯割りよりも芋の風味は出ているように思います。
黒麹と白麹の違いでしょうか。
香りの方はあまりしませんね。
口に含むとなんとなくハーブっぽいミント系の風味がします。
気のせいか、飲み込んだあと、口の中がスッとした感じがしました。
少し冷めてくると、甘味が強く感じられます。