[蔵元] 種子島酒造
[蔵元住所] 鹿児島県西之表市西之表
[焼酎の種類] 芋焼酎
[原材料] さつま芋(白豊)・米麹
[麹] 白麹
[蒸留方法] 常圧蒸留
[アルコール度数] 25度
[容量] 720ml
[購入価格] 1,400円
[詰口年月日] 2006年3月17日
[香り] ★★★★★ やき芋のような香ばしい甘い芋の香り
[口当たり] ★★★★☆ 原料芋である白豊の特徴である甘味がたっぷり
[味の広がり] ★★★★☆ かめ仕込み特有な複雑な風味と濃厚な芋の風味がどっと押し寄せてくる感じ
[後味] ★★★★☆ 芋の甘さが余韻として残る
[総合評価] ★★★★☆
[飲み方] ロックがおすすめ
「ぎんやんま」は、種子島醸造さんの農業法人「曽木農産」で栽培された「白豊(白千貫)」で造られた最初の焼酎だそうです。
約9万坪の自社畑があるそうで、「無農薬」「有機栽培」によるさつま芋の栽培が行われているそうです。焼酎造りには、原料が大切であることは当然ですが、もっと重要なのは土造りと苗の栽培であるとの考えから、農場の苗床には、紫芋、安納芋、白豊が栽培され契約栽培農家は「つる」が太い自社栽培の苗を植え込んでいるそうです。
大きくて糖度が高くでんぷん質がきめ細かいさつま芋を作るため、手間のかかるマルチ農法という手法を取り入れているそうです。
芋焼酎は如何に良いさつま芋ができるかにかかっているわけで、いわゆる農業政策がとても大事だと言えます。焼酎ブームによりさつま芋が不足する事態になった時期もありましたが、自社栽培によるさつま芋があるということは、生産にも品質にも責任がもてるということですよね。
封を開けると華やかで香ばしい芋の香りが広がります。味わいは白豊の甘味とかめ仕込みにより十分に引き出された複雑な旨味が渾然となったコクのある飲み口です。
蒸留前のもろみのアルコール度数が高いことにより、長期熟成をしたわけでもないのに、非常にまろやかな口当たりに仕上がるそうです。確かにまろやかな口当たりです。
飲んだのは、2004年醸造のものですが、来年も2004年醸造のものが出るとしたら、長期貯蔵によるまろやかさが一層出てくるように思います。
でも、この焼酎美味しいのに、いつも行く酒屋さんでは、あまり人気が無いようで常に棚に並んでいます。他の焼酎に比べると若干高めの価格設定のため敬遠されるのでしょうかね。酒屋の社長さんも、この焼酎は甘味があっておすすめですとおっしゃっているのですが、皆さん、プレミア焼酎に目を奪われすぎなんではないでしょうか。 気が付かないところに美味しい焼酎がありますよ。