[蔵元] 西酒造
[蔵元住所] 鹿児島県日置郡吹上町
[焼酎の種類] 芋焼酎
[原材料] さつま芋(黄金千貫)・米麹
[麹] 黄麹
[蒸留方法] 常圧蒸留
[アルコール度数] 25度
[容量] 720ml
[購入価格] 1,360円
[詰口年月日] 2006年5月12日
[香り] ★★★★☆ やや柑橘系のようなさわやかな香り
[口当たり] ★★★★☆ やや甘味があり、クセのない柔らかさ
[味の広がり] ★★★☆ アルコールによる辛さがまったく感じられない
[後味] ★★★★ すっきりとしている
[総合評価] ★★★★
[飲み方] ロックがおすすめ
黄色のラベルに金色の文字で「富乃宝山」と大きく書かれ、右肩には「古の昔、宝山検校、吟弾の祈祷、富をもたらせり」と書かれています。「富乃宝山」は琵琶法師の宝山検校にちなんで命名されたそうです。
芋焼酎の概念をがらりと変えてしまった、焼酎ブームの火付け役の一翼を担った焼酎です。
清冽な水脈より汲み上げられた清らかな水(「さつま宝銘水」として販売されています。)を使い、原料芋には有機栽培の黄金千貫、米麹には酒造好適米(五百万石)に黄麹を用いてじっくりと低温発酵させて造られているそうです。
焼酎は匂いが芋臭くて嫌だという人が多いですが、この「富乃宝山」は、芋の匂いを消してしまったと言っていいくらい香りが違います。何かの花のような香りに柑橘系の香りが混ざったような香りがします。
芋焼酎とは思えないような華やかな香りです。これは、黄麹で仕込んでいるためでしょうか、香りがいいです。
ロックで楽しめる芋焼酎というコンセプトで造られた焼酎らしく、口に含んでもアルコールによる辛さも刺激もありません。ふかし芋のようなサッパリした軽めの甘さがあります。舌触りもよく、すーっと喉を通っていきます。
焼酎を飲み始めたころは、この「富乃宝山」を飲んでも、すごく甘く、旨味も濃いように感じたのですが、他のいろいろな焼酎を飲むようになったせいか、ちょっとスッキリしすぎといった印象を持つようになりました。やや物足りなさを感じる人もいるのではないでしょうか。
でも、美味しい焼酎には変わりなく、クセがない風味で、次に飲む焼酎の風味に影響を与えないので、最初の一杯として飲むにはいいと思います。
あっという間に空になってしまいました。無くなるのが速かったです。