尾鈴山蒸留所さんの「尾鈴山山ねこ」を開詮しました。
人気の高い焼酎ですが、運良く2本手に入りましたので安心して飲むことができます。
「宮崎・児湯の大地で育てた掘りたての芋で仕込んでいます。
山深い森の中の蒸留所でできたこの焼酎は、九州108号という芋の品種を原料とし、自社培養による独自の酵母を用い、徹底した手造りにて仕込み、二年間以上、貯蔵・熟成させて仕上げた独自の風味を持った芋焼酎です。
原料の芋は、すべて自家農園(農業生産法人「蘇る大地の会」)で栽培し、その日に掘った芋を必ずその日に仕込みます。」
と裏ラベルに書かれているとおり、「尾鈴山山ねこ」は、通称ジョイホワイト(九州108号という芋の品種です)というさつま芋を原料に、甕で2年以上貯蔵されています。
瓶の詮を開けて瓶の口から香りをかいでみると、黄金千貫や白豊で造られた焼酎の芋の甘い香りとは違う香りがします。控えめで何か果物のような香りがします。
夢酎はロック党なので、いつものように氷を入れたグラスに注いで、口に含むとさわやかな甘さが口の中いっぱいに広がります。同じジョイホワイトを使って仕込んだ「ひとり歩き」と少し似ているようにも感じます。
甘さが口の中に広がって喉を通っていくと、スーっと甘さが消えるというかキレもよくて後味もスッキリしています。
とてもさっぱりしているので、スイスイと喉を通っていきます。飲みやすい焼酎ですね。
美味しんぼ第95巻「焼酎革命」でも「尾鈴山山ねこ」が出てきますが、山岡が飲んで「さわやかで優美で、甘味が下の真ん中に残るが、それがだらだらとしつこくなくすっきりと切れる。そのあとに舌の上にしっかりと酒の形が立つのが見事だ。」と感想を述べています。「舌の上にしっかりと酒の形が立つ」なんていう表現は夢酎にはできませんが、「尾鈴山山ねこ」の風味の表現として納得してしまいました。
これまた好きになりそうな焼酎です。
2006年7月22日(土) 追記「ひとり歩き」と少し似ていると書いてしまいましたが、まったく違う風味でした。夢酎の記憶に残っていた風味は、昨日、「ひとり歩き」を飲んでみて違っていることに気が付きました。夢酎の記憶っていい加減ですね。ごめんなさい。