尾鈴山 山ねこ 

尾鈴山 山ねこ


今日は、いつも行く酒屋さんに行ってきました。しばらく行ってなかったので、久しぶりになります。
いつも確認する黒木本店、尾鈴山蒸留所さんの焼酎が置いてある棚をみると、「尾鈴山 山ねこ」が置いてありました。いつもは「山翡翠」が置いてあり、たまに「山猿」が置いてあることがあるのですが、これまで「尾鈴山 山ねこ」が置いてあるのを見たことがなかったのですが、ようやく手に入れることができました。四合瓶が1,180円でした。
これで、尾鈴山蒸留所さんの山シリーズの3本が手に入りました。
「たちばな原酒」もありましたが、こちらはまだ未飲のままの在庫があるのでパスしました。こちらもていスティングしないといけませんね。
この「尾鈴山 山ねこ」は、「ひとり歩き」や「夢鏡」と同様、ジョイホワイトを使った焼酎で、「ひとり歩き」や「夢鏡」は、柔らかい甘味とスッキリした味わいがして美味しかったので、一度飲んでみたくて探していたものです。人気があってなかなか手に入りにくい焼酎ですね。
今週はず〜っと出ていたみたいで、今日行かなければまた手に入らなかったところでした。

尾鈴山蒸留所さんの焼酎のラベルは、個性的ですね。「山ねこ」の「ね」のところに赤い目が描かれていますが、これは山ねこをイメージしたものだと思いますが、おしゃれで都会的なラベルですね。ラベルの文字は尾鈴山蒸留所さんの近くに在住の版画家の黒木郁朝氏によるものだそうです。      

「山ねこ」というネーミングですが、これは、宮沢賢治の作品に登場する山猫に誘発されてネーミングされたもののようです。
宮沢賢治の作品に登場する山猫は、シリアスでありつつコミカルであり、哲学者のようであり、道化師のようでもあり、楽しく陽気な気配を見せながら、底知れぬ恐怖を合わせ持って、人が自然の中に立ち入ったときに登場してきます。山猫は、山の神、森の守護神、森の精霊であり、精霊が人に何かを伝えたい時、山猫の姿を借りて人の前にその姿を表すというものです。
尾鈴山蒸留所ざんは、山深い森の中にあり、静かにうっすらと白け始める朝、日が昇り木々にわれる光の昼、闇に包まれた夜が訪れ、その時間の流れの中にはいつもシューッという発酵の息使いがあるそうです。
あくまでも自然であること、異文化を意識しつつも、より伝統的であることに尾鈴山蒸留所の存在意義があり、技術研磨の目的があるということでした。焼酎造りの理想と新しい可能性を追い求める尾鈴山蒸留所さんにとって、焼酎造りを見守ってくれる守り神は「山ねこ」なんだなぁという気がします。
発酵の息使いは、精霊たちの呼びかけかもしれません。それが焼酎となって目に見える形となったとき、それを「山ねこ」と呼ぶ。そんな感じでしょうか。

黒木本店さんの自然に対する考えは、裏ラベルに良く表れています。
「宮崎・児湯の大地で育てた掘りたての芋で仕込んでいます。
山深い森の中の蒸留所でできたこの焼酎は、九州108号という芋の品種を原料とし、自社培養による独自の酵母を用い、徹底した手造りにて仕込み、2年間以上貯蔵・熟成させて仕上げた独自の風味を持った芋焼酎です。
原料の芋はすべて自家農園(農業生産法人「甦る大地の会」)で栽培し、その日に掘った芋を必ずその日に仕込みます。
農業生産法人「甦る大地の会」は焼酎カスの肥料を使い、有機農法とリサイクル、地域環境型農業に取り組んでいます。」


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[ 2006/07/01 20:52 ] 買った焼酎 | TB(0) | CM(2)