克(芋焼酎) 

克


[蔵元] 東酒造
[蔵元住所] 鹿児島県鹿児島市小松原
[焼酎の種類] 芋焼酎
[原材料] さつま芋(黄金千貫)、米麹
[麹] 白麹三種混合、黒麹原酒をブレンド
[蒸留方法] 常圧蒸留
[アルコール度数] 25度
[容量] 720ml
[購入価格] 魔王6本セット9,980円 標準的な価格1,470円
[詰口年月日] 2005年11月25日
[香り] ★★★★ 芋焼酎らしいふくよかな香り
[口当たり] ★★★★☆ スムーズな口当たり
[味の広がり] ★★★★☆ 旨味が、口中に染み渡るように広がる
[後味] ★★★★ 心地よい余韻が長く続く
[総合評価] ★★★★☆
[飲み方] ロック

「克」が完飲となりました。
「克」は、魔王の杜氏で有名な前村貞夫杜氏監修による焼酎です。
東酒造の焼酎の紹介には、必ずといっていいほど、前村杜氏の名前が出てきます。他の焼酎の造りにも携わっておられるのでしょうが、この「克」には杜氏の名前がはっきりとラベルに書かれています。
前村杜氏の焼酎ということで評判になり、結構人気もあるようです。東酒造さんの焼酎は、結構店頭で見かけるのですが、この「克」は見かけたことがありません。といっても、それほど数多くの酒屋さんを覗いているわけではありませんけど。
麦焼酎の「克」は見たことあるんですけどね。芋焼酎は人気がありますからね。
裏ラベルには、「克は、白麹三種混合による味わいの深さと黒麹ブレンドによる薫のよさを表現した本格芋焼酎です。
程よい芋の香りと口内に広がるほのかな甘みが飲むほどに飽きない旨さを演出します。」と書かれています。確かにそんな感じがします。

この「克」については、東酒造さんのサイトに商品説明がありまして、『「克」は原酒を大隈・南薩・北薩それぞれの三地区の薩摩芋・水を用い、その地区地区で醸造し、東酒造本社工場で丁寧に手入れした後、それぞれの品質を吟味しながらブレンドし、最後に吟味された黒麹原酒を微量ブレンドしながら、独自の味を創出します。』とされています。
料理の番組かなんかで、地のもの同士の材料を使って調理したほうが美味しいものができるというようなことを聞いたことがありますが、同じ地区の芋と水を使うというのもそういうことなのでしょうか。

「克」は、白麹と黒麹をブレンドし、名水百選のひとつである「大重谷原水」使用するなど、原料や水にこだわり、「決して手を抜かず、納得のゆくまで諦めません」という杜氏の熱い思いが込められた焼酎であり、杜氏が、焼酎に人生を賭けた男の集大成として、満を持して送り出した自信作ということなんでしょうね。

瓶の口からは芋焼酎らしいふくよかな甘い香りが鼻腔をくすぐります。
その香りもロックにするとかなり抑え目な感じになりますね。
口に含むとアルコールの刺激もなく、驚くほどのスムーズな口当たりです。
ふかし芋のような軽い甘さとともに、軽いドライな辛さが旨くマッチングしています。
そしてやさしい味わいの中に、豊かでなめらかな旨味が、口の中でほわ〜っと広がっていきます。
のど越しもとてもやさしく、しかも心地よい余韻が長く続きます。
ロックがおすすめです。

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