川越 

「別撰神川」を5:5で割り水して1週間ほど寝かせたものを冷蔵庫で冷やして、昨日、飲んでみたのですが、スッキリした飲み口ではあったのですが、スッキリしすぎというか、アッサリし過ぎていました。
そこで、今日は冷蔵庫から出して常温に戻し、ストレートで飲んでみました。
飲んでみた感想ですが、若干アルコールの刺激は残りますが、ほのかにふかし芋のような甘い香りと甘さが感じられ、一番飲みやすく思いました。
割り水の常温ストレートという飲み方もありかなぁと思いました。「別撰神川」の飲み方としては、割り水の常温ストレートがいいと思いました。

川越


さて、新しく買ってきた焼酎の紹介です。
昨日、さつま寿とともに手に入ったのが2002年に全日空国際線のファーストクラスで採用され、いまや世界の銘酒の仲間入りとなった「川越」です。
「川越」は、川越酒造さんの芋焼酎です。夢酎は、ちょっと恥ずかしいのですが、実は、はじめて「川越」という銘柄を聞いたとき、埼玉県の川越で焼酎を造っているのかと思っていました。まったくの見当違いでした。宮崎県の焼酎です。
国富町は宮崎市の西隣りの町で、町の西北部にある釈迦岳(しゃかだけ)からは豊かな水が流れ出しており、「国富町の水はおいしい」といわれているそうです。
そんな国富町の中心部にご夫婦二人だけの小さな蔵(小さななんて書いちゃって川越酒造さん、ごめんなさい)、川越酒造さんがあります。川越酒造さんの創業は江戸時代という歴史のある酒造場です。

現当主の川越善博さんで19代目だそうで、当主であり杜氏でもあります。九州大学の農学部出身だそうで、持ち前の研究熱心さと焼酎に対する愛情そして情熱はひと一倍な方なのだとか。
そんな歴史のある蔵元ですが、作っても作っても売れない時期があったそうです。
この蔵の丁寧に、真心込めて造り続けた焼酎が、世間の注目を集めたのは、平成11年8月に販売された『川越1972』という古酒がきっかけでした。
『川越1972』は、27年間もじっくりと熟成されたアルコール度数は31度の芋焼酎で、風雅な香りとまろやかな味わいの一品で、長期貯蔵で数量も少なく、「幻の焼酎」といわれています。この当時に焼酎を飲んでいたら、夢酎にも手に入れるチャンスがあったのかも....

「川越」は、豊かな風味のある味わいの芋焼酎に、しっとりとした味わいの米焼酎を少量加えることによって、引き締まっていてキメの細かい個性を持つ焼酎となっているのだとか。

長い歴史のある蔵なのでさまざまな銘柄が生まれたそうですが、現在は本格芋焼酎「川越」、米焼酎「赤とんぼ」、昔ながらの味わいを大切にした芋焼酎「金の露」の3銘柄にしぼられています。

酒造場にある仕込蔵は明治末期に建てられたものだそうで、歴史を感じさせるほの暗い蔵の中には、深さ150cmほどの大きな甕がそのまま埋められ並んでいるそうです。容量は760リットルほどで大人一人がすっぽり入るほどの大きさだとか。
甕は素焼きで多孔性、遠赤外線の作用もあり、仕込みの状態もよく見えるそうです。
手間を考えると大きなタンクを使った方が効率的ですが、カメで仕込むことは杜氏としてのこだわりでもあります。麹の色、発酵、泡、ひび割れを見て、直接手で手触りや温度を確かめながら、手間ひまをかけ、手塩にかける焼酎造りをされているんですね。

瓶には「朝掘り甘藷仕込み」というラベルが貼られていますが、味にこだわり、焼酎に最適なさつま芋として「黄金千貫」が使われています。それも、朝掘った採れたての芋をその日のうちに加工するのだそうです。ラベルに偽りなしということですね。そして、長年おつきあいのある農家に、無農薬、有機肥料での栽培を依頼されているそうで、朝に採れた新鮮で安全な芋を使う、飲む人の健康をも考えたこだわりがあります。

現在では長男の雅博さんが作業に加わり、19代目から20代目へと川越の味わいは引き継がれているそうです。

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[ 2006/06/21 20:56 ] 買った焼酎 | TB(0) | CM(0)