今日は「たなばた無濾過」を開詮しました。
この「たなばた無濾過」は、「魔王」とのセットで買った6本のうちの1本です。
醸造後の濾過をせず、浮かびあがる不純物のみを丹念に手作業で取り除いているそうです。
その結果、雑味が少なく原料の風味が濃厚に感じられる焼酎です。
田崎酒造のサイトの商品案内には、この「たなばた無濾過」は紹介されていません。
ネットで調べてみると平仮名で書かれた「たなばた」は「七夕」とは別なものらしく、「たなばた」は蔵の中でも別タンクの製造となっているようです。
最初、「白七夕」の無濾過版かと思っていたのですが、違うようですね。
グラスに注ぎ、鼻を近づけ香りをかぐとほのかに芋の香りがします。
そして、口に含むとカァーっとくると思ったのですが、???来ない....
きっと、ドライな辛口でキレのいい焼酎だと思っていたのですが、想像を裏切られました。
少しドライな感じはあるもののアルコールのピリピリ感がなく、むしろ甘さを感じます。
喉ごしは優しく、味わいはきめ細かくまろやかだと思います。キレはいいですね。
飲み込んだ後、鼻から息を吐き出す時に、「もぐら」で感じたクセともいえる芋特有の風味が口の中に広がります。この芋特有の風味は、「魔王」を飲んだときも感じました。芋の余韻が楽しめる逸品ともいえる焼酎です。
クセともいえる芋特有の風味ですが、これは、乾燥芋を食べた時の感じです。昔、まだ私が小学生だったころ、祖母がよく乾燥芋のおやつをよく食べていました。その乾燥芋を私にくれたのですが、それを食べた時の風味に似ています。私の記憶に残る懐かしい風味です。
そんな爽やかな広がりが舌に伝わり、深い旨味と柔らかさを持った焼酎だと思います。
この「たなばた無濾過」は、現在の焼酎ブームが起る以前の長い焼酎低迷期から取引のあった一部の焼酎専門店にだけで販売されている限定商品だそうです。
確かにあまり酒屋で見かけません。何軒か酒屋さんを覗いていますが、今までに一軒の酒屋さんでしか見たことがありません。今度、行った時に1本キープしとこかな。
個人的には、「七夕」や「黒七夕」よりもはるかに美味い焼酎だと思います。
ほかに「たなばた古酒」というのがあるそうなんですが、なんかこれが気になりだしました。
今日は、不二才の水割りを飲んだ後に、この「たなばた無濾過」を飲んだので、やや味覚がボケてしまったかもしれませんが、ロックで2杯飲んで酔っぱらってしまいました。
今度、念のため最初に飲んでみます。