[蔵元] 佐多宗二商店
[蔵元住所] 鹿児島県揖宿頴娃町別府
[焼酎の種類] 芋焼酎
[原材料] さつま芋(頴娃町産黄金千貫)・米麹
[麹] 白麹
[蒸留方法] 常圧蒸留
[アルコール度数] 25度
[容量] 720ml
[購入価格] 1,090円
[詰口年月日] 2005/11/25
[香り] ★★★☆ 濃厚な芋の香り
[口当たり] ★★★ ややアルコールの辛さがあるが、奥深い味がある
[味の広がり] ★★★ 芋の香りがブワ〜ッと広がる
[後味] ★★★ 辛さはスーッと引いていくが、芋の甘さが残る
[総合評価] ★★★
[飲み方] 水割り
佐多宗二商店の焼酎は、「晴耕雨讀」と「不二才」が二枚看板です。
「晴耕雨讀」は都会を意識した芋焼酎だそうで、飲み慣れない人にも合うように、芋焼酎のクセを押さえるために米焼酎をブレンドしている。
都会の人たちに「晴耕雨讀」が受け入れられると、ブレンドなしでも行けるだろうと、本来の芋焼酎であるブレンドなしの芋焼酎を投入したそうです。それが「不二才」でなんだとか。
「不二才」は、地元産の黄金千貫を使っており、地元へのこだわりがある焼酎です。
骨太の骨格がしっかりした芋焼酎らしい芋焼酎です。
口に入れた瞬間、「ピリッ」とくるアルコールの刺激があります。その後口の中にふかし芋のような甘い芋の香りがじわ〜っと広がってきて、最後に喉のあたりに甘味がほのかに残るような、一口で色んな味を楽しめるような、複雑な風味があります。
薩摩の薩摩「こん焼酎(そつ)は圏外人飲むべからず」と書かれているのがうなずけます。
どちらかというと重量感のある焼酎だと思います。
「不二才」というのは、鹿児島の方言で「不男だけど愛嬌がある・人から愛される人」だそうですが、名は体をあらわすといいますが、無骨だけど、なんともいわれぬいい感じを持った焼酎といったところでしょうか。
割り水して冷蔵庫に1週間ほど寝かせておきました。これを飲んでみると、香りもよく飲みやすいのでおすすめです。
イオングループのジャスコへ買い物へ行ったときのこと。
どこのスーパーでも同じですが、焼酎や日本酒は食品売り場の一角にあります。どんな焼酎があるかなぁと見てみると、まぁ、どこでも売っているような焼酎ばかりでしたが、「つくし」の黒と白の四合瓶がおいてありました。
「つくし」は福岡県の西吉田酒造の焼酎で、黒と白は黒麹と白麹という違いではなく、ともに黒麹が使われており、蒸留の仕方に違いがあって、黒が常圧蒸留、白が減圧蒸留です(蒸留の違いについては、こちらをご覧ください。)。「釈云麦」や「黒騎士」を作っている蔵元ですから、この「つくし」も美味いんだろうと想像できます。
さて、ここからが本題なんですが、それじゃあ、黒と白の1本づつ買って帰ろうと思い手を伸ばしかけたところ、ふと値札が目に付きました。いくらだと思います?なんと、2,890円!!一瞬、一升瓶の価格かと思い、一升瓶が置いてあるかとあたりを見渡しました。当然、一升瓶がおいてあるはずもなく、これは、四合瓶の価格でした。
定価1,260円の焼酎なのに....出した手を引っ込めて帰ってきました。
いまや、流通界をリードしている存在の大手のイオングループがやることか。
「赤霧島」を定価の1,176円で売り出していたイトーヨーカドー系列のヨークマートでも、「き六」の四合瓶を3,600円で売っていましたが、流通を支えるべき大手のスーパーがこれですから、悪徳ブローカーが蔓延ってもしょうがないんですかね。